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歌舞伎通
何気に手に取ったこの本。

歌舞伎通 歌舞伎通
小林 恭二 (2004/03/24)
淡交社

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2004年4月5日が初版なので、2年半以上前に出版された本なのですが、勘九郎さん(当時)との対談が収録されているので読んでみました。
「勘九郎さんの話し」と言えば・・・
必ず玉様の名前も・・・と思って読み進めると、案の定!!
まだ襲名前の対談なのですが、その中でこんな事を・・・

【引用】
小林:2005年の「中村勘三郎」襲名披露公演では野田版「研辰の討たれ」をやるんですってね?

勘九郎:やりますよ。(中略)僕らしいものをひとつやりたいと思ったんです。それで「研辰」をやろうと。

小林:「研辰」は勘九郎さんしかできませんものね。

勘九郎:あれは僕のために書いたものですからね。野田が役者冥利につきることを、言ってくれたんです。「歌舞伎役者は、君にしか書かないよ」って。
ま、それはいいんですが、また面白いことをやろうと思っています。


小林:それは・・・・・?

勘九郎:野田秀樹演出で、「えっ」と思うような歌舞伎役者が出るかもしれません。

小林:勘九郎さん以外にですか?

勘九郎:もちろん、僕も出演しますよ。でも僕以外に。

小林:「えっ」と思うような人ですよね・・・・仁左衛門さん?

勘九郎:いやいや。

小林:もしかして、玉三郎さん?

勘九郎:(ニヤリ)

小林:実現したらかなり豪華で、すごいことですね。

勘九郎:僕と野田と玉さんの三人で会ったんですよ。そしていろんな話しをしました。
というのも、玉さんが、野田版の「研辰」に感動して二回も観に来てくれたんです。玉さんが言うには「こういうことをやりたかったんだ」と。いわゆる構成舞台で、今まで歌舞伎でやって良いのか悪いのかわからなかった。それなのに、軽々とそのハードルを越しちゃったと。こういう構成舞台はアリなんだと思ったみたいです。
そんな風に言われるとうれしいから「それなら観ているだけじゃなくて、いっしょにやりましょうよ」という話になったんです。



本に収録されているので、もう既に有名な話しかもしれませんが、
野田版で勘三郎さんと玉様が共演!!!!!
いつ実現するんでしょうね~?
「研辰」は昨年の松竹座での襲名公演で観ましたが、あの台詞の洪水のような舞台に玉様も出たりするんでしょうか?
お~~~~~観てみたいゾ!


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ミンミン
歌舞伎本
10

comment
こんばんは。
最近、珍しく忙しくしていたので、ご無沙汰しておりました。もちろん、トークショーレポは楽しく読ませていただきましたよ!
この本は知りませんでしたので、ミンミンさんの記事で眠気が少し吹っ飛んでしまいました(色のせい???)。研辰・・・玉三郎さん・・・。
勘三郎さんと仲が良くていらっしゃるのは知っていましたが、お二人が新しい舞台を創るとなるとどんなものになるんでしょうね? 今の時代に生きていて良かった~。
2006/10/21 22:38 | | edit posted by あやめ
襲名披露千穐楽
ミンミンさん
そのお話からファンの皆さんが楽しみにしていたのです。
が、特集か歌舞伎チャンネルか忘れましたが、勘三郎さんが、
「時代物で始まった襲名の最後に生きている作家の『研辰』、いいでしょう。
おにいさんには研辰を見るお客さんに最高のものを見て欲しい、是非『鷺娘を』をとお願いしていたんです。」と話していました。
「襲名披露まで封印してくださった。うれしいよねぇ。(有難いよねぇ だったかしら)」とのことでした。

ご存知と思いますが、
千穐楽、研辰がもてはやされる場面に鷺娘の赤い町娘の衣装で下手から突然現れて、場内はどよめいて騒然!
研辰に「妄執の~」とかわいらしくからんで、詞章を言いながら恥ずかしそうに引っ込んだのでした。
前の方でしたので、余りの衝撃に目が点!v-10
わぁ・きゃぁ・ひぇ~・ええ~ 等ざわめきの渦。

カーテンコールで幕が上ると、横たわる研辰の向こうになにやら白いのが。
鷺娘の最後のお姿の玉様が起き上がり、優しく研辰をおこしたのです。
満場の拍手とジワの嵐e-420
夢のようでした。v-353
少し後ろで勘三郎さんを立てて、にこにこと拍手しているお姿がとてもうれしそうー目に焼きついています。
勿論胴上げはちょっと逃げるように遠慮なさいました。

歌舞伎チャンネルで千穐楽ヴァージョンをやったのですが、何度もあったカーテンコールの最後の方はカットされていて残念でした。
それ以来、歌舞伎座の千穐楽は外せなくなりました。
2006/10/22 00:49 | | edit posted by 凛
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006/10/22 00:57 | | edit posted by
歌舞伎通の本
ミンミンさん、詳しく有難うございます。
それなんです。その時、小耳に挟んだのが
仮題【美女と盗賊】・・(桜の木の下で)内容は、盗賊が美女を愛して、でも美女は人間ではなくて・・・

実現を凄く楽しみにしていたのに、猿之助の休演で突如
【桜姫】歌舞伎座では出来ません、南座か博多座でと、玉さまおっしゃってたので??

盗賊と美女は、今年はないなあ・・あの時ガッカリして・・・

凛さん、研辰の玉さま出演のハブニング、ご覧になってラッキーでしたねえ、必ずラクに行く私達が、あの公演だけは
みんなラクはパスしたんです。

あの玉さまの出番は、特別番組として放送しましたよ。

5日だったかな?【鷺娘】があまりにも素晴らしくて、勘三郎さんが、幕が下りたら「幕を上げて」言ったら本当に上がったんですってね。玉さま、長唄連中にご挨拶していた玉さま、その時少しも慌てず、観客席に向いて、頭を下げられたとか、さすがですね。客席総立ちで拍手の嵐だったと
勘三郎さん〔芸に生きる〕で話してました。


2006/10/22 16:04 | | edit posted by みよ吉
★あやめさん。
そうですね~。お久しぶりでございます!

>眠気が少し吹っ飛んでしまいました(色のせい???)。

アップしてから自分でブログを確認したら、ギョッv-12とする色だったので、「変えようか~~」とも思ったのですが、直すのも面倒臭いのでこのままでv-8
眠気覚ましにしてください(爆)

「新しい舞台」というのがいいですよね!
実現してほしい!!

2006/10/23 17:12 | | edit posted by ミンミン
★凛さん。
千穐楽の様子は、確かワイドショーでも出ませんでしたか?
勘三郎襲名公演は、大阪公演で「研辰」を観ましたが、玉様は出るはずもなく・・・v-406
あれをご覧になったんですね~~!
羨ましい~~v-10

>それ以来、歌舞伎座の千穐楽は外せなくなりました。

確か七月大歌舞伎の千穐楽もご覧になっていましたよね?
何かが起こるのですね!
私もなるべく千穐楽に行くようにします~~v-290
2006/10/23 17:18 | | edit posted by ミンミン
★みよ吉さん。
>仮題【美女と盗賊】・・(桜の木の下で)内容は、盗賊が美女を愛して、でも美女は人間ではなくて・・・

えええ!野田さんが書いた歌舞伎という事ですか??
観たい!観たい!!
意外と水面下では話が進んでいるかもしれませんね。
来年あたりどうでしょ?
勘三郎さんの襲名公演も終わりますし。
楽しみに待ちます!!
2006/10/23 17:22 | | edit posted by ミンミン
桜の木の下で
こんばんは。
みよ吉さん、ミンミンさん。
『桜の木の下で』って確か、美女がとんでもないものをおもちゃにしていて、それを盗賊に捕って来させる、という恐ろしくも幻想的な・・・アレでしょうか?
野田さんの作品のことは存じませんが、もしこの作品が実現するなら初遠征もありえるかも、です。
2006/10/23 21:08 | | edit posted by あやめ
あやめさんへ
そうですよね、確か、坂口安吾の「桜の森の満開の下」ですよね。観たい観たい~です。野田さんがどのように脚色されるのか玉三郎さんの美女がおもちゃで遊ぶシーン。。。青空文庫に全文掲載されていて思わず玉さんを美女にイメージしながら読んでしまいました。艶っぽい(しかし妖しい)セリフが聴こえてきそう。
http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42618_21410.html
2006/10/24 11:09 | | edit posted by 山葵
皆様 こんばんは
みよ吉さんの鷺娘カーテンコールのお話の後日談を聞きました。
大切りではないので、それ以降は幕を開けないようになさったそうです。
勘三郎さんを思いやるそのお気持ち、ぐっと来ました。

夢玉でレポがありましたが、アマテラスの東京の千穐楽も感動的でした。
南座の千穐楽も素晴らしかったでしょうね。

千穐楽カーテンコールの時の玉様、そして八千代座での玉様は心からの感謝を込めた目で劇場を隅々まで見、お辞儀なさるんです。
前の席ですと目が潤んでいらっしゃっるのがわかり、こちらもジ~ンと来ます。
同時に素晴らしい舞台を見せてくださった感謝の気持ちで一杯になります。
七月の千穐楽はカーテンコールの時間が短かかった気がしました。お疲れだったんですね。

「桜の森の満開の下」は襲名披露で初演されるのでは?と楽しみにしていました。
来年でしたら狂喜乱舞です。v-42
2006/10/25 00:23 | | edit posted by 凛
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